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- 佐渡裕指揮 トーンキュンストラー管弦楽団 ピアノ:反田恭平
※2025年5月9日~5月18日まで全国で8公演を予定しております。情報は随時更新いたします。
2025.05.10(土)
公演・チケット情報
兵庫公演 完売
会場 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
開場16:15 開演 17:00
一般発売日 2024年12月15日(日) 詳細はこちら
2025.05.11(日)
公演・チケット情報
松本公演
会場 キッセイ文化ホール 大ホール
開場15:00 開演 16:00
一般発売日 2025年2月15日(土) 詳細はこちら
2025.05.15(木)
公演・チケット情報
名古屋公演
会場 愛知県芸術劇場 コンサートホール
開場18:00 開演 18:45
一般発売日 2024年12月7日(土) 詳細はこちら
2025.05.17(土)
公演・チケット情報
富山公演
会場 オーバード・ホール 大ホール
開場18:15 開演 19:00
一般発売日2025年2月15日(土) 詳細はこちら
2025.05.18(日)
公演・チケット情報
すみだ公演
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
開場14:15 開演 15:00
一般発売日 2025年1月19日(日) 詳細はこちら
佐渡裕が2015年にトーンキュンストラー音楽監督就任以来、「佐渡×トンク管」はウィーンの聴衆に深く愛され、楽友協会「黄金のホール」を常に満席にさせる大人気コンビになりました。
就任10年目となる2024/25年シーズンをもって、佐渡はついに任期を終えることとなります。今回その集大成となる3回目の日本ツアーを実施いたします。
ゲストには、佐渡が厚い信頼を寄せトンク管とも何度も共演を重ねる、世界中で大活躍中のピアニスト反田恭平をお迎えします。
佐渡とトンク管、そして反田の「友情の音」が響くラスト・ツアー、どうぞお見逃しなく!
<公演プログラム>
ⓒWerner Kmetitsch
ⓒWerner Kmetitsch
林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家)
創立118年の伝統を持つトーンキュンストラー管弦楽団は、古き良きウィーンの音を保つ貴重なオーケストラである。2015年に音楽監督として佐渡裕が迎えられてからの10年間は、音楽的にも大きな実りあるものとなった。2024/25シーズンのプログラム冊子には、楽員たちの佐渡についてのコメントが掲載されている。そこには「より深く音楽に没頭」「これまでに経験したことのない創造性と音楽の自由」「人々をつなげる」など、心からの賞賛の言葉が並ぶ。
佐渡によるとこのオケは楽員同士の絆が深く、そのサウンドは「友情の音」だという。世界最高の音響を持つウィーン楽友協会大ホールでもリハーサルや本番を数多くおこなうことで、「生クリームで包まれたみたいにまろやかな音」を身に付けている。それを日常的に経験して佐渡自身の音楽も一層豊かになったことは間違いない。
今回の来日ツアーでは、ソリストの反田恭平とは共演を通じて気心も知れているし、マーラーの5番はこれまでも記憶すべき名演を成し遂げた思い出の曲でもある。10年間の集大成としてオケも最高の熱量と意欲を持って臨むことだろう。
2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにて、日本では半世紀ぶりの第2位を受賞。2016年1月サントリーホールにてデビュー・リサイタルを開催、チケットは即完し大型アーティストの登場として注目を集めた。2018年株式会社NEXUSの立ち上げと同時に、同年代の実力派アーティストを迎え「MLMダブル・カルテット」を結成、プロデュース。2021年には「Japan National Orchestra(JNO)」に発展し、株式会社化して奈良を拠点にアウトリーチ活動や、奈良県の文化活動の振興に寄与している。全国ツアーでは各地完売が続き、日本一チケットの取れないピアニストとして話題を集めている。若手音楽家とファンを繋ぐコミュニケーションの場として、音楽サロン「Solistiade」を立ち上げ、運営するなど、クラシック音楽ファン拡大のための活動も精力的に行なっている。現在は活動の拠点をウィーンへ移し、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア等に活動の場を広げ、2024年5月にはザルツブルグにて指揮者デビューも果たした。フォーブス誌の「Forbes 30 Under 30 Asia - Class of 2024」に選出された。
https://kyoheisorita.com/
トーンキュンストラー管弦楽団は1907年創設、120年近い歴史を持ち、オーストリアおよびウィーンの音楽文化の中で最も重要な役割を果たしてきた。これまでにクナッパーツブッシュ、ファビオ・ルイージ、クリスチャン・ヤルヴィらが首席指揮者を務めた。現在はニーダーエースターライヒ州のオーケストラとして、州都ザンクトペルテンの「祝祭劇場」、ウィーンの「楽友協会ホール」、ウィーン郊外の広大な敷地に野外音楽堂を有する「グラフェネッグ」の3つの拠を有し、2007年設立の「グラフェネッグ国際音楽祭」においては毎夏レジデント・オーケストラを務めている。2015/16年シーズンより佐渡裕が音楽監督に就任し25年8月まで任期が延長された後、2025/26年シーズンよりファビアン・ガベルが後任を務める。2016年、18年の日本ツアーの他、17年、18年の英国、19年のドイツツアーも音楽監督佐渡裕の指揮で大成功をおさめた。
https://www.tonkuenstler.at/de
©Johannes Strassl